井口新しい尺度

フーヴァーと総合安全保障構想 井口治夫 名古屋大学出版会ゴカイサレタ ダイトウリョウ イグチ,ハルオ 発行年月：2018年02月 予約締切日：2018年03月08日 ページ数：414p サイズ：単行本 ISBN：9784815809041 井口治夫（イグチハルオ） 1964年フィリピン・マニラ市に生まれる。

1995年シカゴ大学大学院歴史学科修了（Ph．D．History）。

名古屋大学大学院環境学研究科教授などを経て、関西学院大学国際学部教授。

主著：『鮎川義介と経済的国際主義』（名古屋大学出版会、2012年、サントリー学芸賞、企業家研究フォーラム賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） フーヴァーによる総合安全保障政策の構想とその展開／立身出世と人道支援活動／人道支援から総合安全保障の模索へ／政治家フーヴァーー第一次世界大戦後の対応から大統領へ／米国のフィリピン防衛ーマッカーサー、アイゼンハワー、フェラーズ／ジョン・フォスター・ダレスー共和党右派と穏健派の間／米国参戦に至るローズヴェルト外交とフーヴァー／共和党右派とマッカーサー大統領候補擁立運動ー一九四一〜四四年／第二次世界大戦の終結とフーヴァーの政治的復活／戦後のマッカーサー大統領候補擁立運動／共和党右派と共和党穏健派・リベラリズム支持派との攻防／米国政治の長老フーヴァーー対ソ政策、世界食糧調査団、行政改革／フーヴァーの生涯とその遺産 大恐慌への対応を批判され、無能とされた大統領。

しかし人道支援・環境保護などの先駆的政策は、今日狭く理解されがちな「人間の安全保障」の起源でもある。

共和党右派、マッカーサー、アイゼンハワーなどの米国政治の群像を鮮やかに捉え、日本の占領政策にも新たな光を投げかける。

本 人文・思想・社会 政治

こちらも一緒にいかがですか